海苔のおはなし

第16話 贈答品としても人気の海苔

普段の食事、お子様のお弁当など使用用途が幅広く栄養豊富な海苔は昔からお中元や、お歳暮などの贈答品としても根強い人気があります。では、いつ頃からこのように海苔は贈答品として扱われるようになったのでしょう。

海苔は、平安時代に制定された日本初の成文法典である大宝律令の調(現在の税金)として、貢納品に海苔が用いられていました。生産量も少なく貴重品であったため、庶民が口にすることはほとんどありませんでした。鎌倉時代になり源頼朝が後白河法皇に伊豆産の海苔を献上したといった記録が残っています。当時は、今のような抄き海苔ではなく海苔をそのまま素干ししたものでしたが保存性の良い高級な贈答品として珍重されていたようです。

江戸時代に養殖技術の発達により海苔の生産量が急激に増えたことでようやく一般庶民も口にすることができるようになってきました。しかし、まだまだ安定した生産量が保てなかったため高級品であることに変りはなく贈答品としての位置づけが主でした。昭和になり人工的な種付け技術が発達することによって、庶民の間にも急速に海苔が普及し、贈答品だけでなく家庭の食卓にも頻繁にのぼるようになりました。

現代では、家庭用の安価なものから贈答用の高級品まで様々な海苔が市場に出回り、我々の食卓を豊かなものにしてくれています。

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