海苔のおはなし

第19話 歴史からわかる海苔の活用法

日本の伝統食品の中の一つに、海苔が挙げられます。
海苔は、食べ物のトッピングや、おにぎりや手巻きに巻いて食べるなど、調理せずにそのままでも食べられます。また、煮物や炒め物など他の食材と一緒に調理することもでき、さまざまな食材との相性もよく、使用用途もさまざまです。

しかし、海苔の使用用途の多様化にいたるまでには、古い歴史があります。
日本で最初の法律書「大宝律令(701年)」に、朝廷への税金として貢納品に挙げられていた頃の海苔は、今のような抄き海苔ではなく海苔をそのまま素干しにしたものでした。 また、養殖技術も発達しておらず生産量も少ないこともあり、貴族の間で高級品とされ一般庶民には手に入りにくいものでした。

江戸時代になり、ようやく海苔の養殖が始まると急激に生産量が増え、一般庶民にも手に入るようになりました。江戸中期になると海苔を細かく刻んで紙のように「すいて」作る、「すき製法」が行われるようになり、このことにより江戸の特産品として庶民にも親しまれるようになりました。また、さまざまな具を芯にしてごはんを巻く海苔巻きは庶民の間で大流行し、屋台ずしと呼ばれる店も登場しました。江戸の人々は、ファーストフード感覚で海苔を巻いて食べており、海苔をそのまま他の食材と合わせ、食べるようになった始まりともいわれています。

そして今もなお、おそばやパスタのトッピング、今までにないグラタンやピザなどの具に海苔を使用するなど、使用用途は広がり、これからも海苔は日本の伝統食品として、皆様により多く食べていただけることでしょう。

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