海苔のおはなし

第45話 海苔と油

毎日の食卓に欠かせない海苔。ほかほかのごはんに海苔を筆頭に、おにぎり、寿司、お好み焼き、磯辺焼き、お茶漬け、ざるそばなど海苔が活躍する料理を上げるときりがありません。また海苔は昔から食されてきた和食だけでなく、パスタ、ピザ、ラーメンなど和食以外のメニューでも相性抜群。また最近では本格的なフレンチやイタリアンにも海苔が使われたり、海苔を使ったメニューの広がりは日本に留まりません。これだけ色々な食材と相性の良い食材もめずらしいかもしれません。

栄養面においても、海苔はビタミン群、カルシウム、ミネラル、鉄分、たんぱく質などを豊富に含んでいます。また、海苔に含まれるビタミン群は熱に強く、煮たり、焼いたり、揚げたりと色々な加熱調理をしてもビタミン群が損なわれないといった特長もあります。

様々な食材と相性の良い海苔ですが、栄養面での相性はどうなのでしょうか。例えば海苔とごはんは、海苔のビタミンB1がごはんをエネルギーに変えてくれる働きがあるので、一緒に食べると効果的。また近年人気の韓国海苔は板海苔にごま油を塗って塩で味付けをしています。韓国海苔は、ごま油の香りがなんとも香ばしく食欲をそそるのですが、海苔と油は一緒に摂取することで栄養価がぐんと高くなるのです。海苔に含まれるベータカロチンは油と一緒に食べると、体内への吸収率が約10倍アップします。よって、日本の焼海苔にごま油を塗って自家製の韓国海苔風に召し上がったり、海苔の天ぷらや山芋磯の辺揚げなどの揚げ物やオイルを使ったパスタにトッピングしたり、炒め物に入れたりなど、美味しいからと何気なくメニューに取り入れていたことが栄養面でも優れた相性を持っていたのです。

ベータカロチンは、高い抗酸化作用で老化防止や、のどや口などの消化管の粘膜、皮膚を健康に保ち、目の疲れにも効果があると言われています。海苔以外には、緑黄色野菜全般、しそ、モロヘイヤ、パセリ、ほうれん草、にんじん、かぼちゃなどに多く含まれています。ベータカロチンは脂溶性なので、これらの食材も油で調理すると吸収率が高まります。
美容に効果が期待できるベータカロチン。もっと積極的に普段の食事に取り入れていきたいものです。

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