海苔のおはなし

第47話 海苔と軍艦巻き

寿司と海苔は切っても切れない仲。海苔巻きや軍艦巻きは子どもから大人まで幅広く好まれています。その中でもイクラやウニが載った軍艦巻きは格別です。ところでこの軍艦巻きが誕生したのはいつ頃かご存じでしょうか。握りずしを中心とする江戸前ずしが誕生したのは今から約200年前の江戸後期ですが、軍艦巻きは更に時代を経た昭和16年(1941年)に東京銀座の老舗寿司店がお客さんに供したのが始まりと言われています。

軍艦巻きは、読んで字のごとし、寿司飯を海苔で巻いた姿が軍に似ていることからつけられた名称です。昭和16年といえば第二次世界大戦開戦の年でもありますので、時代を反映した名称ともいえるかもしれません。

江戸前ずしの歴史からすると以外にも歴史の新しい軍艦巻き。今でも、古い江戸前の寿司屋では軍艦巻きは扱わず、握りずしでウニを供したり、イクラやウニなどの崩れやすいネタは扱わないといったお店もあるようです。また、軍艦巻きは海苔が湿気てしまいすぐに形がくずれるということで、店内では供しても、出前では扱わないといった店もあります。

その一方で、軍艦巻きはイクラやウニ以外に、回転ずし店では今までの江戸前寿司の概念を破るようなハンバーグ、コーン、ツナ、ネギトロといったネタが子どもにも大人気。生しらす、白魚、サクラエビ、ヘルシーな野菜を巻いたものなど、次々と新たな軍艦巻きが誕生しています。

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