海苔のおはなし

第49話 海苔とご飯

日本人ならば炊きたてのあつあつご飯とくれば、海苔が欲しくなる方が多いのではないでしょうか。海苔は数あるご飯のお供の中でも、子どもから大人まで幅広い層に愛されている食品といえます。人気の高さは、もちろんその美味しさにありますが、実はこの組み合わせ、とても栄養価に優れているのです。

毎日食べている白米は精米する際に、ビタミンB1やB2が豊富に含まれる糠(ぬか)の大部分を取り除いてしまいます。ビタミンB1が不足するとご飯に含まれる糖質を効率的にエネルギーに変えることができず、食欲がなくなったり、疲れやすくなります。また、脚気(かっけ)は、このビタミンB1不足により発症します。江戸時代の文化・文政の頃、日本人の食生活は急激に豊かになり精製した白米を食することが町民にまで広まりました。すると、ビタミンB1不足により脚気(かっけ)が大流行。たくさんの方が亡くなりました。脚気(かっけ)は江戸患いと呼ばれ長らくその原因がわからず大変恐れられてきました。近年、脚気(かっけ)の原因が分かったことで、病気にかかる人はほとんどいなくなりましたが、現代人の偏った食生活には注意が必要です。

海苔は、2枚で豚肉50gから60gに匹敵するビタミンB1、B2を含んでいます。食生活が変化した現代ではご飯と海苔を一緒に食べることはとても理にかなったことなのです。また、海苔は実に多くの成分を含んでおり、その数40種類にも上ります。その中でも代表的なものでビタミンA、ビタミンC、食物繊維、鉄分、カルシウム、カリウム、EPAなどがあげられます。
海苔は美味しくバランスの良い食生活を送るための大きな手助けになる食品といえるでしょう。

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