海苔のおはなし

第50話 海苔とお弁当

のり弁を嫌いという方は少ないのではないでしょうか。お弁当箱いっぱいに詰め込んだごはんに醤油をまぶしたおかかと海苔を敷き、その上に揚げ物やきんぴらなどのおかずを載せるといったなんともシンプルなお弁当ですが、その安価さとボリューム感で、特に食欲旺盛な男子にとっては大定番なお弁当といえます。コンビニのお弁当コーナーには次から次へと新製品のお弁当も並びますが、のり弁は常に定番商品として高い人気を誇り店頭から姿を消すことがありません。

さて、のり弁の起源はあまりはっきりしていないのですが、お弁当箱は安土桃山時代に現代と同じような形状のものが登場しました。それまではお弁当というよりは戦国時代に武士が携帯していた干飯のような保存食のようなものしか存在しなかったのが、戦国時代も終焉を迎え世の中が平安になるにつれ、お弁当の文化はどんどんと華やかになっていきます。江戸時代も中期になると板海苔が誕生し、海苔も庶民に手の届くものになってきました。その頃から海苔を使ったお弁当も広まってきたのではないかと思われます。

現代に入り、のり弁が定番のお弁当になるきっかけは、1980年代に登場した出来立ての温かいお弁当を販売するお弁当やさんの存在が大きいといえるでしょう。その後、コンビニエンスストアの台頭で、のり弁は更に定番化しました。海苔は、戦後の養殖技術の発展で生産量が一気に伸び、海苔の価格は更に下がったことで、安価なのり弁が販売できるようになったことも、お弁当としての定番化の背景として大きいといえるでしょう。

女性にとってのり弁は、揚げ物が多くカロリーの高さが気になるという方もいらっしゃると思います。
そんな方は、コンビニで小さめののり弁と大きめの野菜サラダの組み合わせにしたり、手作りののり弁にすれば、揚げ物控えめ、たっぷりの野菜といったアレンジでヘルシーなのり弁にすることもできます。海苔はビタミンたっぷりで美容にも良い食品ですので、のり弁を召し上がるのを諦めるのではなく、イマドキのヘルシーのり弁を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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